長年愛用している数珠が壊れてしまうと、大きなショックを受けます。数珠は破損の度合いによって修理ができるので、まずは数珠の状態を確認してみてください。ここでは、数珠の破損状態に合わせた修理方法をご紹介します。
自分で修理する方法
紐が切れた程度であれば、自宅で修理することができます。数珠に合う紐を用意して、珠を通して結びましょう。自分で修理を行う場合には、珠の紛失に注意してください。一度に数珠をバラバラにすると並び順がわからなくなったり、大切な珠を紛失したりする可能性があります。数珠を新たに組み直す場合は、珠を一つずつ外して、並び順を間違えないようにしてください。
単純に紐に珠を通すだけなら自分の手で修理できますが、結び目が組紐になっていたり、特殊な結び方になっていたりする場合は、専門業者への修理依頼をおすすめします。安易に数珠を崩すと元の形状が分からなくなってしまうので、修理が難しいと判断したら、専門業者に相談しましょう。
プロに依頼する方法
数珠の修理は、念珠店や仏具店に依頼できます。珠が破損してしまった場合には新しいものを用意する必要がありますが、素材によっては取り寄せが必要となることもあります。また、素人目には素材が何なのか判断できないこともあるので、大切な数珠が破損してしまったら、最寄りの念珠店や仏具店を頼りましょう。
自宅の近くに念珠店や仏具店がない場合は、インターネットで探してください。サービスの行き届いた念珠店や仏具店であれば、全国から依頼を受けつけています。破損した数珠を梱包して郵送すれば修理をして送り返してくれるので、いざという時にはインターネットで修理を依頼してください。